パパイヤの成分

パパイヤの成分
バイオ・ノーマライザーは、青パパイヤを丸ごと「独自酵母」で発酵した健康食品です。

食物酵素の特長

インターネットで「酵素」を検索すると、“ダイエット”、“美肌”、“デトックス”、“冷え症がなくなる” “がん予防”など、健康に良い言葉が並びます。また、雑誌やテレビで今や話題の食物酵素ですが、体内の分解酵素を生体化学反応によって調節または、触媒作用によって活性させることはありません。体内で消化活動できるのは体内酵素だけです。人間の消化に必要なすべての酵素は、体内で作られます。

1.熱に弱い

 食物酵素は熱に弱い物質です。酵素サプリメントのインターネットでは、食物酵素は42~48度で活性を失うと記載されているケースが多く見受けられます。ですが、南国のフルーツに含まれる食物酵素の多くは、もう少し高い温度でも酵素活性を失いません。キウイの場合においても、40℃から60℃の間でも酵素は活性します。しかし果実の表面には大腸菌などの有害菌が付着しているため、細心の注意が必要です。 酵素ジュースなど液体になっているもののほとんどは、85℃の滅菌を行い販売するよう食品衛生法で定められています。そのため、現在流通している多くの液体酵素サプリメントに含まれる酵素は変質し、失活しています。また、低温で保存しても酵素のはたらきは弱まりますので、冷凍させて行う製造方法は酵素を変質させ、失活させています。


<熱で死活>

2.胃酸によって変性する

  すべての食物は胃酸(PH1.5~3)によって体内に悪影響をあたえるような有害物質を死滅させます。これは、人間だけでなく動物が長年かけて得た生命のメカニズムです。食物酵素も胃酸による安全性のチェックを受け、その多くは死活します。  胃酸の影響を受けないように、植物性の腸溶解カプセルに封じ込んで酵素や乳酸菌を体内に採り込むというタイプのサプリメントがあります。腸溶解カプセルによって腸まで届くサプリというのは、カプセルが植物性で体に安全だったとしても、本来胃酸に晒して、体内で安全かどうかのテストを受けずに侵略してくるのと同じことと言えます。ですので、消化管に問題のある人が医薬品としてカプセル錠剤を摂取するのは良いかもしれませんが、そうでない場合に日常的に摂取すると腸内細菌叢を弱体化させることにつながりかねません。 また、消化を助けるために酵素を摂取するというのであれば、胃腸薬は飲めば、体内の潜在酵素を節約することになる?わざわざ高価な酵素サプリよりも市販の胃腸薬を飲めば健康になる?といった疑問も生じてきますよね。


<胃酸でクラクラ>

3.体内の分解酵素によって分解される

 食物酵素を食べると、酵素がお腹のなかで、体内酵素と一緒になって働くとイメージしがちですが、その酵素が体の中で「分解酵素」として役に立つということは稀です。というのも、パパイン酵素もタンパク質の一種ですので、かりに腸に到達したとしても体内の分解酵素によって消化されてしまいます。


<体内の消化酵素に分解される>

4.免疫反応によって排除される

 酵素は分子が大きいため腸から吸収されることはまずありません。また、体内では異種タンパクとしてみなされるので、仮に腸を通過して血中に出たとしても、免疫反応によって排除されてしまいます。食品酵素は生体反応の前になすすべを失います。


<邪魔ものは排除>

エドワード・ハウエル博士の体内酵素量の限界説

エドワード・ハウエル博士は「体内酵素(分解酵素と代謝酵素)」について、
①生まれてから死ぬまでの間に一定量しか作れない
②体内酵素を消耗しすぎると病気の原因となり、寿命は縮む と発表しています。

それに対して他の研究者から、
①ハウエル博士が研究した当時の論文が古い。
②複数のデータを混ぜており比較対象が一定しない
③恣意的な解釈や論理破綻が多くみられ、現在にいたって実証できるものでない
とした見解が反論されています。


パパイヤのことをもっと知りたい方はパパイヤ大学のサイトをご覧ください。