バイオ・ノーマライザーのフィリピン工場は、マニラ中心部より52km(車で約60分程)南の休火山マキンリーの麓、バタンガス州サント・トマス市のファースト・フィリピン・インダストリアル・パーク内にあります。日本の住友商事と現地財閥の共同開発で出来た新興工業団地で本田技研工業株式会社、イビデン株式会社、住友重機械工業株式会社、フィリップモリスなど、52社(内日系企業29社)が入居しています。パーク内の総従業員数は約1.6万人ほどになり、フィリピン経済を支える工場集積地の一つです。
2010年の4月に竣工した新工場内には青パパイヤの発酵を充実させるため、常時温湿度管理の出来る専用ルームを完備しています。検品などの緻密な作業は機械任せでなく、青パパイヤの一つ一つを人間が丁寧に、また、精密検査機器の整った研究室では、資格を持った検査スタッフが徹底した品質管理を行っています。
また、新工場では、工場視察にいらっしゃったお客様が各作業工程を見学していただけるように、見学専用の通路を設けています。
日本国内の正規販売店も率先してフィリピン工場に訪れて、バイオ・ノーマライザーの徹底した品質管理の方法とその体制を見学し、研修を行っています。
クリーンユニフォームを着用して袖口、上着の裾、パンツの裾口を徹底的に密閉し、体毛等の落下による製品への混入を防止しています。
地下天然水で水洗い。青パパイヤの表面をひとつひとつ丁寧に手洗いします。すすぎ洗い後、純水を使って青パパイヤの表面を洗い流します。
水洗いされた青パパイヤは実、皮、種もそのままカットします。鮮度を保ったまま素早く短時間で処理し、青パパイヤの有効成分を発酵に最大限利用します。
練の職人が毎日、状態を確認しながら手作業でかき混ぜ、きめ細かく温度と湿度を管理。長い期間をかけてじっくり熟成させます。
熟成期間を終えた原料を低温でゆっくり乾燥させます。
出来上がった商品はすべて、異物の混入がないかを目視にて全ロット検査を実施します。
雑菌が入っていないか検査をします。
続いて、一般細菌検査、大腸菌検査を実施。また、活性酸素の消去率を測るESR(電子共鳴スピン装置)で商品の活性酸素消去率を測定、90%以上の高い基準を設けています。
圧力だけで形を成型する、とても難しい作業を行います。